ココナッツオイルの効能や摂取量について

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注目成分による効能や摂取量について

ココナッツ

ココナッツオイルは、ブームに留まらない健康効果を期待できることから、依然根強い人気を呼んでいます。

 

愛用者が多い背景には、食用としてだけではなくマッサージオイル、サプリメント、日焼けローションなど幅広く使える点にあり、ひとえに体に優しいトランス脂肪酸フリーの成分や有用な効能が凝縮したナチュラル感が功を奏しているといえます。

 

中でもヴァージンココナッツオイルは生搾りタイプなのでローフードにも最適です。

 

効能を熟知して、できればオーガニック認定を受けた安心できるものをチョイスし生活に役立てていきましょう。

 

ヴァージンココナッツオイルとは?

ヴァージンココナッツオイルとは、ココナッツの果肉を生搾りする低温圧搾で作り上げた100%無添加の純度の高いオイルです。

 

一般のココナッツオイルのように加熱処理や加工が加えられていないのが大きな特徴で、多くが特有の白いミルク分と分ける工程において自然発酵によってオイル分を抽出しているので、体に有用な主成分に出来上がっています。

 

主成分である脂肪酸の分別をすると炭素数からみて中鎖脂肪酸に属し、体にメリットな恩恵が列挙できる優れた成分のオイルということがわかります。

 

中鎖脂肪酸が主成分の優れた特徴

液化と固化が繰り返されても酸化に強く、賞味期限が他の油よりも長い。

消化吸収力が早いのでエネルギー代謝されやすい。

動脈硬化や発がんを誘発するトランス脂肪酸を含まない。

高温調理においても成分の損失がない。

コレステロールがゼロなのでバターなどの動物性油脂の代用に活用できる。

ほのかな甘味がありクセがないので扱いやすい。

体内吸収後のオイルの経由が肝臓に直接行き届くので、体に負担のない消化が行われる。

抗菌物質のラウリン酸を含有している。

ブドウ糖の代替えエネルギーであるケトン体の産生を高める働きがある。

腸内の絨毛にへばり付いた過剰脂質や化合物などの沈着を除去する。

体内に蓄積する脂肪を分解する。

フリーラジカルを除去する。

 

生命の木がもたらす効能

ココナッツは生命維持に必要な栄養成分を兼ね揃えた実を付けることから、生命の木として人々にリスペクトされてきました。

 

沢山の効能が知られていますが、効能を決定づけているのは主成分である中鎖脂肪酸に含まれるラウリン酸や抗酸化物質=ビタミンE、そしてケトン体の産生効果によるところが大きいと言えます。

 

テーブルスプーン1杯から2杯の摂取で効能が得られることからも、毎日摂取して健康増進に活用したいものです。

 

ラウリン酸

免疫力を増強するラウリン酸は母乳にも含まれる成分です。抗菌作用が強いことから常用によってウィルスによる感染症予防などが期待できる他、肌の細菌繁殖を抑制する作用から幅広い皮膚疾患を改善し炎症を鎮静させます。

 

改善が期待できる症状

皮膚真菌症、甲状腺機能障害、湿疹、乾癬、アトピー、水虫、免疫不全、呼吸器系疾患、胃・十二指腸潰瘍(ヘリコバクターピロリ菌の感染)

 

ビタミンE

ビタミンEは細胞膜に働きかける抗酸化物質です。体内に浸入するスーパーオキシドアニオンラジカルやヒドロキシラジカルといった活性酸素を除去する力に長け、活性酸素によって誘発される病気を予防します。

 

また、紫外線によって発生した皮下内の活性酸素も除去し、皮膚の新陳代謝を高める作用から肌リズムを整える働きにも期待できます。

 

予防が期待できる症状

血行不良、溶血性貧血、シミ・そばかす、老化、癌、動脈硬化、LDLの上昇

 

ケトン体の産生

ブドウ糖の代替えエネルギーであるケトン体は主に脳で代謝される栄養成分です。

 

分子レベルが小さいので効率的に代謝が行われるだけではなく、体内で産生される段階で脂質を分解するので生活習慣病の予防や改善に繋がると言われています。

 

予防と改善が期待できる症状

パーキンソン病、アルツハイマー型認知症、癌、精神分裂症、自閉症、片頭痛、ALS、加齢、糖尿病

 

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